新しい遊び場をかんガエルワークショップpart2
昨年9月2日に続き今回はまだみんなよく知らない森の方の魅力を探る「ミステリーツアー」を企画しました。
設計事務所ニデアの協力を得て、担当世話人も当日まで知恵を絞りました!
司会は前回同様YPCネットワークの代表橋本さん。
子どもたちへの導入もさすがです。「目をつぶって風が吹いてくる方向を向いてごらん」という言葉に子どもも大人も目をつぶり静寂な一時。
いよいよ「ミステリーツアー」に出発!
1時間あまりの森探検の中で子どもたちは10のクイズに答えます。
第1問は木ガエルからの問題。
「さて、これはいったいなんでしょう?」
答えは「カブトムシの団地」。
たい積した落ち葉が腐葉土となってそこにカブトムシの幼虫たちが沢山住むといいな〜と、15年前に三保念珠坂公園が改修された時に小学生たちの希望の元につくられた場所だったのです。
今回のワークショップを企画するにあたっては、今ここを利用させてもらっているプレイパークの仲間たちも知らない事が沢山あって、本当に勉強になりました。
クイズ出題はカエルさんたち
木ガエル、湯ガエル、沢ガエルはプレイパークの世話人です。
常連の子どもたちのやんちゃぶりに悩まされつつも臨機応変のすばらしい対応で(?)午前のツアー、午後のツアーの質問出しのお仕事をしっかりこなしました。
クワガタの好きな木はこれ!
はい,大正解!
森の仙人があらわれた〜っ!!
腰を曲げた白髪のおじいさんは言いました。
「みんな、ここが何故念珠坂と言われるようになったかわかるかね〜?」と。
100年に一度しか現れないという仙人の姿に後ずさりする子もあり、「あ〜っ!○○だあ〜っ!」とひげを引っ張る子あり・・・。本日のメインゲストでしたね!ありがとう仙人さん。
こんなところがあったんだ〜
今回チラシを見て初めて三保念珠坂公園に来た人はもちろん、プレイパークの常連も知らなかった森の魅力がいっぱいありました。
一番奥でネザサを切ったことは、子どもたちにとっては釣り竿にもできる森のお土産、そして森にとってはちょっぴり手入れをしてもらうことになりました。
巨人の口湧水は子どもながらに「神サマがいる」ような気がしたらしい・・・
せっけんの実はこんなところになっていたんだ〜
みんなの感想を聞かせてね
最後に子どもたちに探検した中で「好きだった所」「いやだな〜と思った所」「シンボルツリー(心に残った木)」「コースのここでこんな遊びがしたい」ことを聞きました。さあどんな結果になったでしょうか?
時間をかけてまとめます。4/19(土)の第3回目のワークショップでの発表をおたのしみに!
プレイパークもいいかんじ
かんガエルワークショップの傍らでは,普通にプレイパークを開催中。
今日は橋本さんのアイデアでクモの巣ハンモックをいつもと違う使い方にしてみました。ロープ2本で木に吊るし何だか大きな魚とりアミみたい!早速沢山の子どもたちがアミにひっかかっていて、遠くで見ていてもとてもおもしろい光景でした。
他の場所では滑車ロープも前回より改良して勢いもついて、夢中で遊び続ける子どもたちの姿有り。
こういう遊びの誘い水もとっても大事ですね。
久しぶりにベーゴマも盛り上がり「打倒Iさん!」を合い言葉にムキになった世話人数名。
ベーゴマの対決に大人も子どもも関係ありません。
プレイリーダーのあや子ちゃんが久しぶりに来れたので、女の子たちは大喜びでずっとくっついてまわっていました。
そう、大事な存在ですからね。
倉庫の上には常連さんたち。
子どもにはずいぶん高い場所、自分で登れる子しか登れない。ぼんやりしたり、お喋りしたり、大人たちに見られたくない遊びをしたり(?)するには最高だね。今日もいい1日だった〜。